結婚式・披露宴会場の祝儀盗難にご注意ください

本日までに表題の件につきまして、東京で数件の下記のような事例が発生しております。
結婚式披露宴会場及びホテルの婚礼担当部署には、早急にご注意を喚起して頂くようお願い申し上げます。
下記の事例から鑑みるに、受付をされる方は被害にあわれた新郎新婦の近しい関係にある方ですので、祝儀袋の一部が空になっていても言い出し切れないこともあろうかと思われます。
会場におかれましては、「ご祝儀袋は絶対に渡さない」ということをお客様に徹底して頂くことをお勧め致します。

【犯行時の状況】
1.金髪の男が「今日披露宴で余興をする者だが、席次表を見せて欲しい」と、列席者何名かに聞いて回っていた。
2.金髪の男が親族・親御等に受付の人は友人か、親族かを聞いていた。
3.全くの別人(中年の男性)が受付に来て、親族の名前を告げ「中袋に住所を書き忘れたので、一度祝儀袋を戻して欲しい」と言い祝儀袋をピックアップする。その後、受付に祝儀袋を戻す。
4.翌日、ご祝儀を確認したところ、親族の祝儀袋の中が空であった為、事件が発覚。

【今回の犯行の手口】
まず最初の金髪の男が席次表で列席親族の名前を覚えて、受付の人が親族か友人かを確認して、友人である事が分かった為、共犯である、もう一人の男が親族名を名乗り、祝儀袋をピックアップしたと思われる。
親族であれば祝儀の金額も多い事も狙われた要因である。
ご祝儀の中身を抜き取り、再度受付に祝儀袋だけを戻す、中抜きの手口であった。

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