経済産業省より掲題の通り、周知依頼が参りましたので共有させていただきます。
経済産業省ではデジタルトランスフォーメーション(DX)による企業の競争力強化を推進するため、DXの取組み状況を可視化する簡易な自己診断ツール「DX推進指標」を策定し、その活用を推進しています。
特に、毎年9月・10月を集中実施期間とさせていただき、本指標の活用を積極的に後押ししているところです。
■背景・概要
・民間企業のDX推進状況を自己診断するための指標として「DX推進指標」を2019年に作成・公表しました。
・本診断を可能な限り多数の企業が実施し、経営層・事業部門を含めたコミュニケーションに活用しつつDXを推進することが狙いです。
・診断結果のデータを多く収集し、我が国企業のDXの状況と各企業の状況が比較できるベンチマーク(令和4年版)を作成予定です。
・特に、9月・10月を「DX推進指標」の集中実施期間として、より一層の活用に向けて積極的に周知をしております。
・貴団体の会員企業宛てで、「DX推進指標」の活用及び自己診断の結果の提出についての周知依頼にご協力いただきたく存じます。
・なお、自己診断結果は各企業から【任意】で、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)への提出をお願いしております。
ぜひ本指標の積極的な活用と自己診断結果のご提出に御理解と御協力をお願い申し上げます。
■依頼事項1.デジタル経営改革の推進に向けた「DX推進指標」のご活用
DXの推進にはIT部門だけでなく経営者や社内の関係者が現状や課題に対する認識を共有し、アクションにつなげることが不可欠ですが、「DX推進指標」では、経営とITに関する35項目からなる簡易な自己診断が可能です。
本指標を活用することで、関係者において現状認識の共有とステップアップに向けたアクションの検討に用いることができます。
※指標の詳細については、参考HP一覧をご参照願います。
また、DX推進指標では毎年診断を実施することで、DX推進に向けた取り組みの進捗状況を経年で把握することが可能になります。
昨年自己診断を実施いただいた企業におかれましても、ぜひ実施いただきますようお願いいたします。
■依頼事項2.「DX推進指標」自己診断の結果のご提出のお願い
「DX推進指標」の自己診断を実施いただき、実施結果を独立行政法人情報処理推進機構(IPA)までご提出いただいた企業には、自社での自己診断結果と我が国全体におけるDXの取組状況との比較が可能なベンチマーク(令和4年版)を提供しております。
この分析結果を活用することにより、自社と全体との差を把握し、次のアクションを検討することなどができます。ぜひご利用ください。
また、IPAにおいて診断結果を取りまとめ、全体の経年変化や、企業規模別の特徴、DX先行企業の特徴等を明らかにする分析レポートを毎年作成、公表しております。
本レポートの信頼性向上を目指すためにも、自己診断結果のご提出に御理解と御協力をお願いいたします。
以上、2点につきまして、お忙しいところ恐縮ですが、何卒ご協力をよろしくお願い申し上げます。